仮性包茎と真性包茎の違い

ペニスの亀頭部分が包皮で覆われている状態のことを包茎と言いますが、勃起すれば亀頭が露出する仮性包茎と勃起しても亀頭が露出しない真性包茎があります。
仮性包茎は勃起していない状態でも、ペニスの先端部分は少し露出していたり、手で包皮を剥けば亀頭が露出しますので、お風呂に入るときには綺麗に洗うことができます。
しかし、真性包茎の場合は手で包皮を剥こうと思っても仮性包茎のように剥くことができません。
そのためにばい菌が溜まって不潔になりやすく、包茎手術を行う必要があります。
仮性包茎も手で意識的に剥かない限り包皮が亀頭を覆っているので、真性包茎ほどではありませんが不潔になりやすい状態なので、できれば包茎手術をするほうが良いでしょう。
ところで、仮性包茎と真性包茎では、包茎手術をした際の費用が変わってくるのでしょうか。
もし変わるとすれば、どちらのほうが高くなってしまうのか気になるところです。

包茎手術費用は包茎の状況や手術法によって異なる

仮性包茎に比べて真性包茎のほうが、手術が難しくなることが多いです。
そのため費用が高額になりそうなイメージがあるかもしれません。これは正しくもあり間違ってもいます。
どういうことかと言うと、実は仮性包茎では保険を使うことができないのですが、真性包茎では保険を使うことができるのです。つまり、同じ包茎手術をした場合、3割負担で手術が可能だということです。
この場合は費用は大幅に安くなります。その際の手術の方法は基本的に環状切開という一般的な方法に限られます。
もちろん、この環状切開を行うことで包茎治療は可能なのですが、術後に跡が残りやすいというデメリットがあります。
術後の見た目を気にする方は、美容外科的手法を取る亀頭直下法などの包茎手術を選択します。
ただし真性包茎でもこの場合は保険を使うことができず、しかも仮性包茎よりも包茎手術が難しくなる傾向があるために、費用が高くなってしまう可能性があります。

まとめ

包茎手術は、真性包茎は保険が適用されますが、仮性包茎は保険が適用されません。そのため仮性包茎よりも真性包茎のほうが費用を安く抑えることができます。しかし、その場合は保険が適用される一般的な環状切開で手術を行ったときであり、保険を使うことができない亀頭直下法などの手法で包茎手術を行った場合は、状況は変わってきます。むしろ、手術が難しくなりがちな真性包茎のほうが高くなってしまうこともあります。最初にクリニックで費用について尋ねてみると良いでしょう。